満足度★★★★
余韻…
悩んだ末に、同性である女子高生バージョンを観劇。
タイニイアリスの濃密な空間で、役者さんひとりひとり、お互いの台詞の間を確かめ合うようにじっくりと大切に繰り広げられる物語。
丁寧な目線での作品作りに、好感。
私も高校生までを田舎で過ごし、今は東京で生活している身であり、しかも、エンジのラインのセーラー服が自分の母校(中学ですが)の制服によく似ていて。なんだか、登場人物たちの顔が友人の顔と重なるような…。
ただ、方言のイントネーションが強すぎ、「自分」と重なってどっぷりと浸りきれるところまではいけなかったのは、個人的には残念でした。
男子高生バージョンも観たかったなぁ。