満足度★★★
ヤられたぁ
パリ万博でのショーの最中に忽然と消えたハリー・フーディーニ(中学校の英語の教科書で知ったような…)の行方を彼の友人であるコナン・ドイルたちが捜索するストーリーをメインに、そのハナシを英語から英語に(!)翻訳して読み聞かせることを依頼された現代(2000年)の女性翻訳家のエピソードも加えた物語。
捜索にあたるのがドイルだけでなく、ホームズとワトソンまで加わる(ドイルは彼らの出版代理人というホームズ実在説系の設定なのだ)という着想にヤられたぁ、と…(笑)
また、女性翻訳家が依頼された仕事にまつわる謎は言われてみれば「あ、そのパターンか!」と思うくらいありがち(かつ大好き)なのだけれど、全然気付かず。知った上で再見するといろいろ納得できる演技をしているんだろうなぁ。
さらに、終盤でのフーディーニの亡くなった妻に対する心情が表現されるシーンにはホロリ。