満足度★★★
ヤられたぁ
パリ万博でのショーの最中に忽然と消えたハリー・フーディーニ(中学校の英語の教科書で知ったような…)の行方を彼の友人であるコナン・ドイルたちが捜索するストーリーをメインに、そのハナシを英語から英語に(!)翻訳して読み聞かせることを依頼された現代(2000年)の女性翻訳家のエピソードも加えた物語。
捜索にあたるのがドイルだけでなく、ホームズとワトソンまで加わる(ドイルは彼らの出版代理人というホームズ実在説系の設定なのだ)という着想にヤられたぁ、と…(笑)
また、女性翻訳家が依頼された仕事にまつわる謎は言われてみれば「あ、そのパターンか!」と思うくらいありがち(かつ大好き)なのだけれど、全然気付かず。知った上で再見するといろいろ納得できる演技をしているんだろうなぁ。
さらに、終盤でのフーディーニの亡くなった妻に対する心情が表現されるシーンにはホロリ。
満足度★★★★
世界観好きでした
社中さんは私の中ではコンスタントに観ています
やはり謎解きものはいい
鳥肌が立つ快感を何度も感じられました
衣装がいつも大好きなのですが
もちろん期待を裏切らない!
デザインセンス 色づかい 素材の選び方
(専門的なものを学んでいない人間が言うのもなんですが・・・)
この世界観がキレイで好きでした
ただ
劇場が開放的だったのか
天井が高かったからか
舞台上で役者が放出する熱というものを
閉じ込めておくのが難しい感じがしました
そのためかセリフが時に聞き取れないときはちょっと集中力が切れてしまいました
客席も問題かも・・・
誰かが動いただけで自分の方まで結構揺れました
それで入り込めなかったのもあるかと思います
満足度★
きゃらめるぼっくすちるどれん
派手な照明、音楽、役者の大仰な動き。どれもが本の中身の薄さをカバーするためのように思えてならなかった。
再演でこれか?という思い。
別の本だったらもっと違うのだろうか。
フーディニとホームズというネタを持ち出してきた割には、スケールもトリックも小さかった気がする。
客演にキャラメルボックスの役者を呼んでいたが、敬意を持つことと媚びることを取り違えている気がした。
愛と夢のファンタジー
劇団初見。
このカンパニーのビジュアルのセンスと座高円寺の広い空間は、
相性抜群。
物語を追うより、そのファンタジーに身をゆだねるのが
良いように思う。
満足度★★★★★
舞台なのに、ジョン・ウーの映画+『タイタニック』を観たかのような、感動!!
素晴らしい!!本当に、上質の舞台を観せていただきました!
ラストシーン、照明が落ちた後も、しばらく、放心状態になる程、舞台上のエネルギーが客席をうずまいていました。
舞台空間の使い方の自由度が高く、舞台裏も表舞台と感じてしまう程俳優の方々が疾走します。
俳優さん自らが音楽に合わせて、ステップを踏みながら左右に交差したり、すばやく身を交わしたりしながらの、場面展開など、初めて経験しました。
舞台演出の高度な構想と技術に、圧倒されました。
まるで、ジョン・ウーの映画を観ていながら、ラストは『タイタニック』のような感動!! 舞台芸術の可能性の高さを先駆けて、示しているような作品です。
もちろん、少年社中さんらしく、観客の気持ちに寄り添い、笑いあり、涙あり、思いやりたっぷりの舞台でした。明日、千秋楽ですが、是非是非、観てください!!
満足度★★★★★
華やかな舞台
演劇村フェスティバルのトリを飾った少年社中の舞台は、華やかでした。
青山円形劇場などの中規模の劇場に慣れているからか、
ほかの2劇団で若干感じられた、
舞台が広く感じられるかなぁ~?という部分がなかったです。
パル多摩の公演を見逃していたので楽しみにしておりましたが、結構難解でした…。いろいろな部分で、あそこはどう観せたかったのかな?と考えてしまいました。
劇団ブログの前知識は読んでおいてよかったです!
ハロウィンイベントなど、いろいろ企画があって楽しめました。
いつも思いますが衣装がとても素晴らしい!
好きだから高評価。少年社中らしぃ熱い作品でした!