わが星 公演情報 ままごと「わが星」の観てきた!クチコミとコメント

  • 星のめぐり
    柴幸男の作&or演出作品は「御前会議」「あゆみ」「少年B」に次いで4本目。自分が芝居を見る場合、たいがいは脚本の良し悪しがまず気になるのだけど、柴作品は脚本的にはそれほど魅力を感じない。特徴となっているのはコンセプトを前面に出した演出だろう。
    よくいえば思春期のみずみずしい叙情性、悪く言えば学生演劇的な青臭さを感じる。この作品に共感する人がいることは充分に納得できるし、この作品にうまく反応できない私はたぶん、すっかりオッサンになってしまったということだろう。

    ネタバレBOX

    以下は観劇中、観劇後に頭に浮かんだ無責任なあれこれ。

    家族の会話が何度も変奏されるところは、少年王者舘の芝居を作者が評価していたことと合致する。

    音楽を専門家が担当しているのなら、役者の動きもダンスの専門家に振り付けてもらってもいいのではないか。役者全員が同じ動きをするのが個人的にはかなり単調だった。役者それぞれが自分独自の動きを持っていてもいいのでは、と思った。

    音楽とテキストとダンス。これってミュージカルの三大要素だろう。いっそのこと本格的なミュージカルにしてみては?「御前会議」でやったような中途半端な「ミョージカル」ではなく。

    前説の人がやたらと細かい数字にこだわっていたのが可笑しかった。4秒の休憩とか。世界のナベアツを連想したのはたぶん私だけだろう。

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    2009/10/12 00:26

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