星のめぐり柴幸男の作&or演出作品は「御前会議」「あゆみ」「少年B」に次いで4本目。自分が芝居を見る場合、たいがいは脚本の良し悪しがまず気になるのだけど、柴作品は脚本的にはそれほど魅力を感じない。特徴となっているのはコンセプトを前面に出した演出だろう。よくいえば思春期のみずみずしい叙情性、悪く言えば学生演劇的な青臭さを感じる。この作品に共感する人がいることは充分に納得できるし、この作品にうまく反応できない私はたぶん、すっかりオッサンになってしまったということだろう。
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2009/10/12 00:26
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