満足度★★★
「家族とはどうあるべきか」を説く
父と娘3人息子2人の6人家族が長女の交際相手から家族ぐるみでの食事に誘われ、その予習にと揃って出かけた留守宅に怪しい3人組が侵入し…というところから始まる物語。
前半は懐かしき「昭和のホームコメディ」で、個人的には楽しいが一般的には「何故にイマドキ」的な批判もあるかも?な不安もあったものの、後半で「家族であるがゆえの甘え」を俎上にあげてチョイ辛な、しかし「家族とはどうあるべきか」を説く展開になり、そのテに弱い身としてホロリ。
終盤で亡き母の代わりを務めてきた長女が思いのたけをぶつける場面では「家族だからといってわかったつもりになってはイケナイ」「言葉にしなければ通じないこともある」なんてことにあらためて気付かされたし、それが原因で交際相手とその母に迷惑をかけた責任を一家の代表として素直に詫びる父、そしてそれまではイヤミな金持ち夫人でありながらその意気を感じ取り許す相手の母がイイ。
で、長女もそんなになる前に気持ちを家族に訴えればイイのに、と気付いたのは観て1日経ってからだったり…(爆)
2009/09/02 17:22
あんな家族、いまどきなかなかお目にかかれないですよねぇ。
わたしはあの家族の一員にはさせていただけませんでしたが(笑)楽しく参加させていただきました。
またいつか参加させていただきたい団体さんです♪