サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ 〜日曜日にジョージと公園で〜 公演情報 パルコ・プロデュース「サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ 〜日曜日にジョージと公園で〜」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    ジョージとドットに恋した私は幕間に取り残された。
    ジョージは点で絵を描く。ドットの声は届かない。彼が筆で描いていたのは、光の粒。世界はドットでできている。やがてジョージは自分で描いた絵画に埋もれて見えなくなる。

    ネタバレBOX

    第1幕の終わりが最高。ピースがひとつひとつ、はまっていく気持ちよさ。ドットの帽子の花の色に泣きかける。
    ジョージの気持ちも、ドットの気持ちも、とてもよくわかる。わかるだけに、私はこの二人の物語を最後まで見たかった。ジョージの最期も。

    第2幕、現代のジョージが抱える、いわゆるアーティストの苦悩、には全く感情移入できない。ジョージの孫くらいならともかく曾孫ともなると、繋がりを見いだすことはできなかった。アート、というひとつで繋がれるのかも知れないが、アメリカでの生活、育ての父親のことを思うと胸が痛い。パン屋のルイが一番偉い。

    ので、後半は丸ごとぼんやりしていた。

    しかし、曲も歌もいい。絵は見る人に向かって合唱しているのだ。

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    2009/07/18 02:29

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