満足度★★★
小気味良い小品。ワン・アイディアであっさり物語が生まれるのは柴幸男の強みだと思う。その強みを十分に発揮したのがこの「73&88」だろう。それぞれのコミュニケーションの形を観ているだけで、温かくなるものがある。SF(すこしふしぎ)って、たまにはいいよね。という気分。カニクラのふたりと客演ふたりの小気味良さも相まって、素敵な小品になった。力が良い感じで抜けている作風も、この空間にはちょうどよかったと思う。無線はやったことないけれど、「73&88」ってこんな気分で言うのかな。蒸し暑さも忘れるようなすがすがしい70分だ。
ネタバレBOX
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2009/07/17 02:03
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