セインツ・オブ・練馬 公演情報 ロハ下ル「セインツ・オブ・練馬」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    大きくふくらみ、やっぱりしぼむ。
    「大きな期待はしぼむもの。」3
    山中隆二郎の新ユニットということで期待をもって臨んだ。
    期待をしてしまうと往々にして気持ちはしぼむものだ。
    今回も正直、徐々にしぼんでしまったことを告白する。

    現実の事件を昭和偽史っぽく展開しつつ、実は家族物語。
    そういった物語は好みのはずなのに乗り切れない。
    超現代口語や劇画調の言葉が入り混じるせいだろうか。
    それこそ山中戯曲特有のくすぐりなのに笑いきれない。

    そんな中で、伊東沙保、遠藤留奈の仕事は印象に残った。
    それにしても、山中演出の元で、遠藤は光る仕事が多いなぁと思う。

    はたして、ロハ下ルはどういうユニットになるのか。
    近作の『トカゲを釣る』や『クロウ』の路線を踏襲し続けるのか。
    『Magie』や『Adam:ski』が懐かしくなった。

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    2009/07/17 01:35

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