満足度★★★★
深い!考えすぎ?
お父さんが奇病で犬になってしまうというお話。
らちゃかんさんらしい、憎むべき人がいない、
愛らしいキャラクターの作り方とストーリーに
心温まる反面、いろいろ考えさせられました。
お父さんが犬になる。
姿だけでなく記憶もなにもかも失うかもしれない。
自分の身の回りに置換えて想像してると、一瞬
「まあ、犬だったら可愛いし面倒みれるかなあ」と
頭をよぎりましたが、(劇中でも同様な雰囲気)
これって認知症や痴呆で、親が親でなくなるのと
まったく一緒のことじゃないか?と、はっと諭され。
「お父さんが犬になっても、なにも変わらないじゃない」
谷原のこの台詞の重みにガツーンやられました。
お母さん役の永峰さん、本当に素敵なお母さんでした。
「食事や洗濯、いろいろ楽になる」と前向きな健気さ。
とても愛にあふれた作品で心打たれました。
2009/07/05 21:19
「よつあしダディ」作・演出のらちゃかん・藤田です。
数多くの舞台をご覧になっているたけのすけ様に感想コメントをいただき誠に恐縮です。
しかも、四つ星まで・・・!(^^)!
これからもらちゃかんをよろしくお願いします!!