満足度★★★
一長一短か?
恵比寿駅近くのバーでのカウンターの客5人と従業員による物語、中の1人が同じ時間を何度も繰り返すという時間ものではお馴染みのスタイル。
ただ、繰り返す「イニング」が7分間で、これをリアルタイムで見せるという「縛り」のために、徐々にスピードアップするとか、ある回はアッという間に終わるとかの変化をつけることができず、単調になってしまう弱点が無きにしも非ず。
逆にアンハッピーな終わり方あり、別の人物にとってのアンハッピーあり、良い側に向かったものあり、といろんなパターンがありながら、それでもループから抜けられないという主人公の焦燥感は観客にそのまま伝わるワケで、一長一短か?
とはいえ、オチがちょっと弱いか?惜しい…