満足度★★★★
日活アクションならば、小林旭と宍戸錠の競演かな
まるで青年劇画誌のようなフライヤーのイラストに、「これは泥臭そうな舞台だな」と思いつつ、劇場へ。
終戦から2年後の函館が舞台なのだが、とにかくいろいろ詰め込んだという印象。そして、熱さが泥臭い。
それが、その時代設定と話の中央にある賭博に見事マッチしている。
麻雀の卓上で繰り広げられる賭博なのだが、その見せ方がうまい。そして、2階建てのセットの使い方もうまい。
年齢層が高そうな観客で一杯だったが、皆満足げだったのが印象的。客席の熱さも観劇にはいいスパイスということなのだろう。
昭和の香りがする古くささも含めていい味だった。・・・大げさすぎる感じもね。
2009/06/10 03:06
2009/06/09 21:05
おっしゃるとおり、なかなか面白かったです。
この前の日にとくお組を観たのですが、ラスベガスのカジノでトランプ、しかもセットは2階建てということで、なんとなく似ていたのですが、もちろんコメディという意味でとくお組は面白かったのですが、博打の見せ方と緊張感はこちらのほうが一枚上手でしたね。
コメディでは心臓破裂の緊張感はないのは当然ですけど・・。
しかし、アニメがあったなんて知りませんでした。
だから、あんな風にいろいろな要素が詰まっていたんですね。