一月三日、木村家の人々 公演情報 青年団リンク 二騎の会「一月三日、木村家の人々」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    どこまでも木村家
    演出によって、観客ではなく、お客さん、で居ることを促される。

    登場人物と、繋がっていなくちゃ失礼だと思わせられちゃうところが、面白い。

    自分のことを顧みずに見ていられるお客さんは、少ないんじゃないかしら。

    お客さんがそれぞれ、木村家のことをお家に持ち帰るから、木村家はお客さんが増えるだけ、大きくなるのでしょう。



    ネタバレBOX

    しかし、あんなこと、下手な俳優陣でやったら、本当にドーンとひいてまうだろうに。

    ちゃんと、話しかけられている実感が常に伴うのが、まー、素晴らしい。

    西村企画でチェホフしてらした方が木村家で「イェーイ、ヒューー」とやっていて笑わずにはおられなかったです。
    あんな格好ずるいよ。笑うしかないじゃないか。

    でも、私はその人を知らずの方が、好き。
    そこんとこは正直に。理由はわからない。
    凄さの問題な気がする。

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    2009/06/01 02:27

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