満足度★★★
多くの要素で紡ぐ、見る/見られるという関係少人数のスペースだから、どこかの家庭がそのまま再現されているようで、でも壁に展示されている作品によって、それがどこでもない「ここ」になっている。不思議な空間だった。青年団を思わせる、時間の超越がないリニアなワン・シチュエーションの作品でかつ、いわゆる「劇的」なセリフがない作品。そのためすっと作品に入っていける。お互いに理解してもらいたいのだが、その表現が歪な夫婦。つまり相手を見たいし、相手に見てほしい。この相互的な感情を、見る/見られるという直接的もしくは間接的な要素で表現している。
ネタバレBOX
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2009/05/30 23:28
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2009/06/14 21:23
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「不親切さ」には、私自身も今後の課題としているところでした。
改めて、課題に取り組んでいくべきだと思わされ、コメントを拝見しました。
これからも気にして頂けるような作品作りをしてまいります。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
森下雄貴