満足度★★★★★
二騎の会『一月三日、木村家の人々』を観た
気になっていた東京デスロックの多田淳之介氏の演出を観たく観劇。
普段、オレが見る舞台とは全く違うものだったがオモシロかった。
テレビドラマだと山田太一が似ていると思うが、
舞台はマスメディアじゃないのでテレビ以上に痛いところを見せていた。
今回の舞台くらい赤裸々な面を出してくれると、
落ち着いた舞台でも十分見れる。
稽古の様子や稽古後の役者の人間関係も見たくなった。
全員青年団の人らしいので、よく知った仲でお互いに自由度がある気がした。
※どんな芝居をしても、周りは受け止め回せる関係みたいな。
小さい舞台に合った作品でもあった。
大舞台では同じ空気を客に伝えられないと思う。
今回でこまばアゴラに入ったのは4回目だが、
毎回ステージと客席の位置関係がちがって
箱の自由度も素敵だ。