満足度★★★★
内容と空間がマッチ!
初日に観せていただきました。
北京蝶々さん初体験でしたが、さすが、CoRich舞台芸術まつり2009春 最終選考作品。役者さん同士の台詞や動きの表現の間合いがしっかりと相手の呼吸をとらえていて、自然に物語に集中できました。
作品によっては、物語の進行とは乖離して、まずは登場人物の紹介をすべく説明的な流れで始まって、観客側に「早く解れよ」という押し付けを感じてしまい、かえって人物の個性や関係がなかなか掴めないものもありますが、この作品は、きちんと物語の進行に沿って各人物の個性が徐々にかつ絶妙に浮かび上がって、興味をそがれませんでした。
以下、ネタバレにて。