私はだれでしょう 公演情報 こまつ座「私はだれでしょう」の観てきた!クチコミとコメント

  • 割引チケットで観劇。だが私事で終盤のクライマックス前(残り30分程)に退席。それでも「いい芝居を観た」という思いで・・ある意味満足感に浸って会場を後にした。であるので「最後まで観てない」事実も既に忘却、書き始めて思い出した。ネットで拾えるレビューを見ると終幕までにもう一捻りありそうだが(井上ひさしは大衆演劇も書ける文人に違いないが「よっ待ってました」的歓呼を取りに行かない印象)。
    作曲宇野誠一郎(故人)、音楽監督後藤浩明とある。風琴工房末期の名作ミュージカル(小劇場版)の音楽が後藤氏で物語の流れに添って琴線に訴える曲を作る。今作では元歌が別にある歌が多く(台本に指定か不明)、宇野氏の編曲と思われるがアレンジとブリッジは現代的で、音楽に乗って物語を旅する芝居である。(聴けなかった終局で河北京子が唱う歌の原曲が「私はだれのものなの(日本語訳)」と言うマレーネ・デートリヒが歌ったらしいのだが見つからず。。)
    相変わらず観劇後チェックする役者の方は、新国立研修所修了公演で、主役の下女をコミカルに演じた八幡みゆきが「歌える女優」であると発見し、今後楽しみ。「日の浦姫物語」でも主役同士で競演した浅海ひかると平埜生成が全く違う印象で輪郭くっきりな演技が心地よい。枝元萌をこまつ座で見るのも面白かった。
    ...「全部見てない」のでまァほぼ参考にならぬレビューだが。

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    2020/10/25 02:44

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