満足度★★★★
外国の作家でこういう実験的な作品はいくつか観たことがあるが、これは日本人の作家。だから、某宗教団体のブラックな小ネタなど日本の事情が揶揄される。こういう演劇も見慣れてくるとそれなりに楽しめる。筋道の通るストーリー展開は感じられないが、個々のセリフは妙に具体的で、それを聞いた瞬間だけ成立する意味のイメージや連想する日常の出来事の記憶が浮かんでは消え、うつろな夢を見ているような気分になる。
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2019/12/11 09:12
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