満足度★★★★
文字通り汗飛び散る暑っ苦しさなのに、爽やかでナイス!
「男の60分」といいながら、それでも70分の短い上演時間に、いろいろなものが詰まってグイグイ押しまくる舞台で、観ていて楽しかったし、笑ったりした。
普通このストーリーだったら、(たぶん)それをちょっとした人情コメディにしたりして、各登場人物のもう少し深いところを掘り下げたりするのだろうけど、「えっ! そっちをそんなに広げるの!」と、面白いほうをしつこく広げて行くあたりが、個人的にはとても好ましい。
舞台で演じていた「仲間・友だち」は、この劇団そのものの姿とタブって見えた。
そんな役者が見事にまとまっていて、舞台の上での一体感は実に爽やか。