満足度★★★★
鑑賞日2019/06/28 (金) 19:00
女性初の劇作家である長谷川時雨の評伝劇、というより、彼女が創刊した雑誌「女人藝術」を取り巻く人々の群像劇だと思う。面白い。明治末期という時代背景や「青鞜」の平塚らいてうや樋口一葉に関して知っていないと分からない部分もあるように思うが、そのあたりの作劇は巧い。女性の役も男性が演じるという手法は、演出のシライケイタが当パンで語っているように、「男らしさ」「女らしさ」でなく「人間らしさ」という形の表現を目差しているように思えた。
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2019/06/30 11:30
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