満足度★★★★
Ammo『墨を塗りつつ』@日暮里d-倉庫5/4マチネ観劇
「憲法」って小難しい言葉で書いてあって読む気がしない。
でも、この憲法がある事によって私の生活は守られる。
勝手に、政治家のおじさん達が都合良く
変えるって、おかしくない?
変えたいおじさん達って、なに、目的なん?って、日本中が改憲の内容のおかしさにちょっぴりでも、この芝居を観たら、感じ取れるんじゃなかろうかと思う。
劇中、「言葉が難しくて何言ってるかわからない」って台詞。まさに、そこ!!って!!!おじさん達は、大事なこと、分かりやすく伝えたいなんて思ってない。分からない様に、進めて、しらーと、いつからかこうなってたよね、って皆んなが後々気がつく様になるようにしている。大事なことって、誰にって大事な事なんだ?
一握りの政治家の大事?違うでしょ??この国に暮らしてる人々の大事な事の為の憲法だし、政治でしょ?
そんな当たり前のこと、分からないおじさん達、要らない。
一時間の上演時間。この中で、それぞれが観ている誰かのもう一人のような気がした。前園あかりさんが演じる彼女の言いたい事や、山崎丸光さんが演じる彼も、伊澤玲さんの彼も、具現化されていた。公演数が少ない事が悔やまれる。
今作DVD発売あれば嬉しい。今回は会議劇で俳優さん方がほぼ固定の位置のようだとおもい、個人的に下手気味に席を選んだ。
舞台始め、明るくなった時に即死したことだけお伝えします。