満足度★★★★★
内野聖陽さん、有森也実さんの45分ずつの一人芝居。
どちらも大衆演劇の座長に扮し、化粧をし、衣装に着替えながら、座員との打ち合わせ、来客の応対をこなして開演のベルで舞台に向かうまでを演じている。
有森さんというと私達の世代にとってはまぎれもないアイドルである。それがこんな真剣で逃げ場のないところで一人芝居とは驚愕の事態である。しかしまあ、うまいものだ。なんの不安も感じることがなく感心しているうちに45分はあっという間に過ぎた。
後半の内野さんは正に圧巻。ちょっと書きすぎたのでネタバレへ。泣いて笑って驚き呆れかえること請け合いである。
二つの話はつながっているようだが特に三つ目の芝居があったりはしない。合わせて90分。必見。
【追記】3日に続いて14日にも観てきた。有森さん、お疲れかと思いきや元気いっぱいで安心。(前回は書くのをためらったが)かなり体格が良くてびっくり。内野さん、やっぱり上手すぎ。後半は号泣とは行かないがかなり泣けてしまった。