満足度★★★★
初見。120分。
「コント」と「演劇」を彷徨える集団とのフレーズにわくわくしながら観劇。
今公演は開演15分前には着席されたほうが、より楽しめると思う。
わくわく度数がもっとあがる。
「コント」と聞くと「お笑い」感が強いイメージだが、きちんと伏線を回収していき、「場面」としてちりばめられた事柄が「物語」となっていった。
ある意味、とても、観易い、作品となっている。
劇伴での立体映画館の池崎浩士さん。
素晴らしい。
今作初見の方ばかりだったが、「どらやき」が物凄くお気に入りです。
「コント」は難しい。私はシティボーイズが好きなのだが、「笑わせる」のは難しいと思う。
「笑われる」のではなく「笑わせる」。
きちんとしたものが無いと成立しないと思う。
今作は成立していた。
個々の配役の生きるホンとその具現化の俳優陣。そして、立体映画館の「音楽家」の池崎浩士さん。
三位一体でとても、面白かった。
17日まで公演中。
15分前からパフォーマンスをされている立体映画館(池崎浩士さん)本日は少し開演が押したので(でも3分くらい)客席と妙な一体感が生まれたのも楽しかったです。たかが、数分と思うけど、結構大変だなー。
あと、開演前の立体映画館(池崎浩士さん)演奏時、わずかですが、素敵な演奏に投げ銭させて頂きました。入れるタイミングが分からず、ずっと500円玉握りしめてた。人生初・投げ銭(LIVEとかで)音源購入。
劇中は、演奏の際に歌詞のあるものは、笛?ぶぃーぶぃーとなる楽器で、台詞を邪魔しないバランスの音量で歌っていたのが、考えられてるなーと、思った。
あくまでも、バランスが大事。絶妙。