満足度★★★★
ラッパ屋の真骨頂?
池のある中庭を囲んだ日本家屋(設定では三鷹市下連雀なんだそうで)という装置を見ただけでもう「あぁ、ラッパ屋の世界!」な感じ。(初めて観たのが『凄い金魚』初演版(96年5月)だけになおさら?)
物語が始まると、ややフクザツな関係の兄弟姉妹たち(とその末娘と結婚して間もない夫)を中心に進むストーリーにその感はますます強まり、実に巧みな語り口によってグイグイ引きこまれて、あは、あは、などと笑っているうちに2時間が過ぎてしまう。
前回公演『あしたのニュース』も良かったけれど「ラッパ屋らしい」という点ではこちらの方に軍配か?(←あくまで私見)