THINGS I KNOW TO BE TRUE ーこれだけはわかってる- 公演情報 幻都「THINGS I KNOW TO BE TRUE ーこれだけはわかってる-」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/12/21 (木) 19:00

    座席1階1列

    父母そして離れて暮らす4人の子供たち。
    そこに恋愛や離婚や過去のできごとが次々にまき起こりストーリーは進みます。
    決してありきたりではないけど、ありそうな語し。
    ここまではいい。ややこしくもないし、台詞が聞き取れないこともない。

    以下については個人差が出ると思います。(ネタバレBOXに続く)

    ネタバレBOX

    「怒鳴る」「苛立つ」「泣き叫ぶ」

    それは生きていけば生活をしていけば当たり前の感情ですが、ある程度の「度が過ぎる」と観劇という枠を外れ、目の前の出来事に目を背けたくなります。
    時間にして3分の2はこの3つの感情の繰り返し。

    私がこの作品に感情注入をしていたのでしょう。
    自分の家族を重ねていました。こんな親には怒られたくない。クソなんて言われたくない。
    こんな家族にはなりたくない。隣にも住みたくない。セ○○スなんて言葉も軽々しく会話に含めたく無い。
    だから私の感情は「演劇だから、作り物だから、そういう家族だから」という枠を軽く飛び越えました。
    偶然でしょうが、隣に座る男性も私と同じような表情でした。
    受け入れる人もいる、目を背けたい人もいる。

    個人的には離れた子供たちの暮らしぶりをもっと観たかったです。
    その中で家族をどう思うか。時間にしてどのぐらい家族のことを考えるのか。
    そういった背景を持ちながら、ラストシーンは母親の死に対する個々の表情を観たかったです。

    以上「目を背けたい人」の感想ですのでその辺をご考慮ください。

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    2017/12/22 13:01

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