日本語版は、中村勘三郎と野田秀樹の共演で、『キャラクター』のスッピンオフ的な要素を含んでいた。 今作は設定、内容などは変わらず、セリフは英語で、イギリス人俳優、そしてタイトルが『One Green Bottle』に変わっている事だ。 実はそこが今作の大きな重要な点で、明らかに英語圏向けの人たちに見せる芝居になっていて、日本の小劇場ファン向けにはなっていないのである。 そして『表に出ろいっ!』と『One Green Bottle』 設定、内容が同じなのに何故、こんなにタイトルが違うのだろうか? という疑問が今作を更に面白く見れるポイントでもある。