嵐が丘 公演情報 松竹「嵐が丘」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    2015年5月9日 日生劇場

    ヒースクリフ役の山本耕史はともかく、堀北真希のキャサリンってのは何だか柄に合わないような、ブロンテだったら、むしろ姉・ブロンテの『ジェーン・エア』の方がいいような…とか思いつつ鑑賞。 戸田恵子がさすがの安定感だったが、一番よかったのはイザベラ役のソニンかも。本作が縁で主役の2人がめでたく結婚となったのであれば、それはそれで記憶に残る舞台と言えようか。

    ネタバレBOX

    今回の舞台はオケピットがあり(小編成だから、X番台3列分の下手寄り1/3ぐらいのスペース)、生演奏というのはよかったものの、音楽がいくつかの場面でこけおどし的なのは難。

    一番の問題はセット/美術で、「嵐が丘」という荒涼たる世界観が伝わってこない。お話はほぼ原作の全部に渡っているのだが、一幕は全体的に精彩に欠け、原作通りにキャサリンが亡くなる二幕途中から、皮肉にも舞台が活き活きし始める。ただ、ラストの画があれでは。

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    2017/08/07 13:20

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