レドモン 公演情報 カムヰヤッセン「レドモン」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    玉手箱
    板倉チヒロって、あんなに演技が上手かったでしたっけ?(・・)っつーて思わず聞いてしまいたくなるような上手さ!

    いあいあ、素晴らしいでしょう、これは。

    以下はねたばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    冒頭、人形劇でもやるのか?と思った。人形劇でシモネタって、ある意味、斬新!(^0^)

    でもって、人形劇を見せてる間、実はワタクシ、観客の表情を見てた。
    そしたらさ、そしたらよ?
    観客の表情が幼児になってる!(苦笑!)無防備な笑い方をしている輩が結構いて、その中でも今にも涎を垂らしそうになってる男性が居たのには好感が持てた!(^0^)

    今回の芝居はガラレ星から地球にやってきた宇宙人レドモンが地球に住みついて、地球人との交配を続けているうちに、レドモン2世、3世と呼ばれる子供達が生まれる。やがて、彼らはDNA配列の不具合が発見され、人間の純血を守る為に、レドモン達は地球から排除されることになる。

    立川(板倉チヒロ)の妻はレドモンで、子供のテルも赤いシッポの生えたレドモンだった。レドモンであるという事実が純血種である一部の人間達によって彼らは追い詰められてゆく。その過程で、家族愛や友情、そしてそれぞれの正義が絡み合い、物語はクライマックスに突入する。

    最後まで家族を守る立川と、テルをひきとって育てる決心をする飲み屋のマスターの情景が涙をそそる。

    物語りの随所に笑いのネタが満載でありながら、コメディだけでは収まっていない。国家純血維持法なるものが続く限りそれぞれの未来が犠牲にされる。しかし、社会とはそうゆうものなのだろうとも理解する。それがこの世の真理だったりするからだ。そんな事も真剣に考えさせられ、終盤に心ある人間がレドモンの子供を引き取るという設定。この温もりがいい。とにかくいい。

    北川大輔の演技は初見だったが、自然な演技がまたまた素晴らしかった!
    成長したんだね。体じゃあないよ。(苦笑!)
    まるで玉手箱を開ける時のようにワクワクする大人のファンタジー。お勧め!

    2

    2009/01/19 01:49

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  • おーじ>
    人種差別的な感覚でしょうか?それよりももっと強い感覚。

    家族、仲間、地域、ちっさなコミュニティーから壮大なテーマに持ってく辺り、上手い展開でした。

    笑いのネタも、ツボでした。いあいあ、観終わってしまえば、楽しかったイメージの方が強い!(^0^)

    2009/01/22 16:22

    あぁ、なんか、いい話・・。
    話の題材も、近未来あるいは・・、と思わせる内容で入りやすそう。

    こういう、運命に導かれた結末と人としての感情の狭間に苛まれるというのは、何とも切ないですね。
    どっちが悪いとか言う範疇の外にあるだけに、一層判断に困ります。

    ふんだんに笑いのネタもあり、切なさで涙も誘われる・・。
    観てたらきっと涙したんだろな・・。

    2009/01/21 18:07

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