「蝉の詩」 公演情報 劇団桟敷童子「「蝉の詩」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    前作で危機感を持ったが、今回はまあまあでした。

    きっちりと観れました。

    ネタバレBOX

    「蝉」のように一生を目いっぱい生きてるなと思ったのは、鍋六と亀吉ですね。
    さて、主人公(?)織枝は?

    ラストシーン、何も無い老婆に「生きる」を強要する人々。何の意味があるのだろう?
    彼女にこれ以上の何を求めさせたいのか?
    作家の筆を疑問に思いました。

    姉たちの応援と意思を継ぎ、ひとり社会に歩みだす織枝が描写がないので、彼女はどう生きたのか全く不明。アイスクリーム屋をやったことが語られるが、そこで彼女が得た喜びも悲しみも語られない。
    なのに「まだまだ!」???
    なにがまだまだ生きなきゃならないのだろう?
    理解できなかった。

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    2017/04/27 16:14

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