満足度★★★
心が温まるくだらなさのほほんと温かい空気感が漂う出し物の数々。観客の優しい目線も新年らしさ。見終わった後、何となくめでたい気分になりました。各演目に共通するのは、形式ばった表現を換骨奪胎する脱力感。脱力感自体は、小劇場界におけるメジャーな価値観の一つながら、これだけ持続して、しかも成り上がっているのは努力と才能の賜物でしょうか。何かに対してアンチテーゼを訴えたほうがラクだしね。「くだらない」という謎の感情を相手に、モチベーションを維持するのは難しい。
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2009/01/03 01:02
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