満足度★★★★
鑑賞日2017/02/12 (日)
おもしろかった。けど、予想してたものではなかったかな。松本亮さんのユニットなので、勝手にとぼけた笑いがたくさん散りばめられた人情物かなーなんて想像してた。それは見事に裏切られ、想像以上にシリアスな物語だった、、
「家族物」で、家族の事を考えさせるお話ではある。あるんだけど、それだけじゃない。すごく淫靡な欲望の話。演者一人一人の内なる演技というか、目の奥底での演技がリアルで不気味だった。いろいろな欲がある。いろいろな人格がある。今日の自分は明日の自分とは違う、、
ほのぼのとした家族の話にはならず、一味違う「人間」の業を描いた作品だった。