満足度★★★★
演劇的な企みに満ちた3時間
何を書いてもネタバレになってしまう東京デスロック、というか多田淳之介氏の演出。
途中休憩10分の、計180分。
確かに長かった!
いつも長さを感じさせない多田演出が、今回ばかりは長さを感じさせました。
でもそれは三好十郎の戯曲に対して敬意を払っての事。
デスロックの場合、その戯曲を一切削らずに提示する事、そしてそれによって180分という芝居を提示する事で逆に客が試されているという部分もあって、そこで負けずに集中して見れるかどうかでこの作品の評価は分かれるんでしょう。
とりあえず観劇初心者向けではないことだけは確かですね。
あと、芝居の内容とは別に、上演が開始されると空調を切るアゴラなので、さすがに180分経つと寒かったのがつらかったです。。。
これから見る方は寒さ対策だけはした方が良いと思います。