思春期の女生徒、教師、親の妄想を材料に、数式、論理、動く身体で世界を立ち上げる試み。日本語に英語、仏語の数式を混ぜたセリフが面白い。セリフを壁に映写するから文字、絵としても楽しめた。知的好奇心を大いにそそるお芝居で、なぜか懐かしさも。難題に取り組み、実験、推敲を重ねた結果を見せてもらえた気がする。出自、特技の異なる俳優もまた世界の構成物なのかな。モーリー・ロバートソンさんの終演後のトークが凄かった。頭の回転に口の動きが間に合ってない感じ(笑)。知性がエンタメになってた。
0
2017/01/03 15:14
このページのQRコードです。
拡大