満足度★★★★★
いつもは可能な限り最前列に座る私が2列目にしたのは今回の舞台には高さがあったから。高さの理由は後で分かるのですが、桟敷童子さんのことだからこれは絶対人力だよなと言うのが心をかすめても、音響だけでなく、役者の演技だけでもなく舞台が揺れると言うのは迫力が違うものですね。「スペクタクル〜」なんて思ってしまいました。
説明の文章がすごく暗いので心配だったのですが、現実に即した物語ではなかった(怪奇ロマン?)ので安心して見ていられましたし、面白かったです。荒唐無稽な物語はこれで終わりなんて言わないでまた面白いお話を創ってください。笑える事には賛否あったようですが、桟敷童子のみなさんは笑いがとれるキャラだと思うので笑いがあってもよいと思います。とは言え「セリフをあげる」とか「この後の転換に便利」とかは、やり過ぎだと思いました。
これで観劇納めにしておけば満足して終われた2016年でしたのに・・・