期待度♪♪♪♪
皆さん「枕草子」好きなんですね。
三谷幸喜さんの著名な舞台を筆頭に、清少納言と紫式部を対比的に描く舞台やお笑いは結構ある。まあ、宮中での確執や女の見栄を、面白おかしく描くわけだけれど、男勝りの清少納言、カマトトの紫式部という図式が多いよう。清少納言は批評家、紫式部は作家という見方もできるし、対比がしやすいんだろう。
ただ、男目線だと、どうしても清少納言って、辛辣さが前に出て描かれるので、どうも受けは悪い。(別にカマトトがよいとは言わないけれど)
しかし、書き物としては「源氏物語」は何ともハードルが高くて手に取るのがはばかられるのだけれど、「枕草子」はお手軽感があって、読むならこちらの方が人気があるのではないかと思う。
そんなで、皆、このお芝居も観てみたいのだと思う。私もその1人なのだけれど、SPACE烏門という客席一体型の舞台で、「枕草子」が現代風にどうアレンジされるのか、やはり興味あるなあ。