満足度★★★★
楽しく観させていただきましたが
オペレッタでもミュージカルでもない「喜✩歌・劇」を芝居とステージ演奏で楽しませてくれました。こういうスタイルのものがあっても良いのかなと思います。ほかの劇団で「オペラ」を題材にした作品を観たのですが、やはり「声楽と生演奏」も加わり新しい感覚で舞台を楽しむ経験をしました。ただ、「声楽」に縁し「オペラ・オペレッタ」「ミュージカル」で多くの舞台を経験してきた者としては、ある種の違和感など複雑な思いもあります。「音を最小限にする芝居」「音と動きを大きく使う芝居」を両極として様々な舞台があることは承知しています。毎年多くの作品を観る機会を持つ一人として書きたいこともあるのですが、ここでは語らないことにします。また、一日3回の公演もあり、連続されるキャストさんらは大変だったと思います。大変にお疲れさまでした。それから、作品の感想以外では、遅れて来た客への対応が気になりました。「演奏会」では遅れてきた客は休憩時間まで入れません。今回は休憩がないのでそれは出来ませんから、本来使用すべき「指定」の席ではなく(遅れてきたのだから)「一定の場所」を決めておいて、(納得を得て)そこに静かに誘導すべきです。遅れず席につき舞台を注視している私たちに配慮がありません。もちろん、遅れてくる客に問題があるのですが。そのほか、場内対応のスタッフに少し気になる言葉遣いがありました。何気ない咄嗟の反応から出たことと思いますが、私には不快感が残りました。貴団の更なる成長・発展を願い記します。