満足度★★★★
両方見ました!
東京イボンヌを観るのはこれで3回目。
その中では1番面白かった。
演奏家さんの生演奏、ブラームスの時は他の作曲家の曲を無理やり入れていてなんだか芝居とコンサートを別々に観てる感じであんまりだったけど、今回はちゃんと物語とシンクロしていて良かったです。
声楽家さんは皆さん良い声だったけど特にAの魔王役の高田正人さんが素晴らしかった。お芝居も良くてもっと出てきて欲しかった。
Bの中西さんも良い声でした。
お芝居は全体には良かったけど、ギャグの空回り感が時々あったのと、所々声を張り上げすぎるテンション芝居があって、それが食傷気味。
役者で良いと感じたのはBのエリザベス芳賀さん、悪魔の植本さん(別格感あり・ギャグもこの方が1番面白かった)、Aのお父さん、Bのお兄さん役(この人のテンション芝居は面白かった)、ミミさん。
あ、いしだ壱成さんはもちろん良かったです 、芸術家の弱さみたいなものがよく出ていた。
クラウディアの人はお芝居は素敵だったけど、もっと若い感じの方が良かった気がする。ちょっと暗い感じで、何でシューベルトはこの人を好きなのか良く分からなかった。声が枯れてしまってたので余計そう思ったのかも。
でもラストのシーンはグッと来ました。
クラウディアの「つるまるさん」、には吹いた。こういうギャグなら面白いのに。ガヤの感じはBが面白かった。
ストーリーの内容は目の付け所が良いなって感じ、若くて多作をそう読み解いたか、という感じだった。
天使が2人いたのは面白かったけど、Bの方がテンポが良かった。
AとBのキャストを入れ替えてベストメンバー版を見てみたい、と言ったら怒られてしまうかもだけど、そしたらあと3割面白かった気がします。
また次回作も楽しみにしています。
満足度★★★
Aチーム
生演奏に、声楽家の素敵な歌声で、楽しめました 。
場内は、大爆笑ではないが、何度も 笑い声に包まれた。
が、コメディと言える程では無い。。。
初日だったので、仕方ないと思いますが、テンポと間が、もう一つと感じてしまいました。
満足度★★★
シューベルトさん
怒らないかな?
いしださんの悩める酔いどれシューベルトや、それにつけ込む植本さんの悪魔は良かったです。たくさんの楽曲を作りながら早世してしまったのは悪魔に曲と引き換えに寿命を渡してしまったからと言う解釈はおもしろかったですが、彼の周りの虚々実々の登場人物の「8時だよ!」みたいな大騒ぎが私には受け入れられませんでした。
最終日なのに、受付が手間取っているのが理解できません。あと、遅れて来た人を前のドアから案内するのはいかがなものか。後方の座席に空きがあったので、遅れた人が悪いのですからそちらに座っていただいたら良かったのではと思いました。
見てきた。
今回も拝見させていただきました。
前2作とは作品のニュアンスが違い、同じ流れのテンポとテンションで芝居が作られていました。
思いの外、芝居自体に山が少なく歌手の方が歌い終わったあと拍手をするのが皆さんやっていいのか戸惑っていた感じでした。もう少し波のある芝居であれば、観客側も作品に共感しながら見れたのではないかと思います。
今回は芸人さんではないのでコメディ面では物足りないものの、石田さんの癖のあるシューベルトは味がありました。
次回も頑張って頂きたいです。
満足度★★★★★
楽しかったです
暗い内容だと思ってましたが楽しい作品でした。最後は悲しかったですが。。いしだ壱成さんのシューベルトサイコーでした。それとオペラ歌手3名さまのすばらしいアリアも聴けて生演奏で贅沢な公演でした。サイコーの舞台観れて幸せでした。出演者の皆さま、関係者の皆さますばらしい公演を魅せて下さりありがとうございました。
満足度★★★★
お疲れ様でした。
東京イボンヌさんの公演は今回が初めてでした。今までに見たことのない「ハイブリッド舞台」を大いに楽しませて頂きました。
今後も機会があれば他の作品も見てみたい!と思ったのですが、少し残念に感じたところがありました。
1)配席に関して
チケット予約初日、開始から1時間以内で確保したため「A列」を頂きました。会場の座席表を見るとその前に「イ」「ロ」列があることもあるようだったので覚悟はして当日会場に向かいました。
案の定、会場には「イ」「ロ」の2列が最前にありAは3列目でした。
それ自体には問題ないのですが、どうも「イ」「ロ」列は当日券や当日支払いの方が入っていたようで、2列目はほとんど埋まっていませんでした。
クラシックでは最前列が良席とされないのは知っていますが、やはり演劇では前に行きたい人は多いと思います。
それなのに。最速で抑え、支払いまで済ませた人の前にギリギリで駆け込んだ人や、空席が並んでいたのは気分がいいものではありませんでした。
2)面会について
関係者の方々が多く見に来ておられたのでしょうが、単純に舞台を見に来た人にとっては入り口を塞いできゃっきゃされているのは邪魔でしたし、舞台の余韻が台無しになってしまいました。
気になった方がに声をかけられる状況でもなく、もやもやして会場を去りました。
3)配役について
直前にキャスト変更があったり、大変だったのかもしれませんが、せめて当パンに配役くらいは欲しかったです。
気になった役者さんの名前がわからないです。
ツイッターやフェイスブックで探してみても衣装と化粧が違うと印象が違って自信がありません。
これから売り出して行く方も多いと思います。
外部で見かけた時に、「あの時の!」となってファンが付くこともあると思います。
配役表は今からでも遅くないので何処かに公開していただけませんか?
以上、アンケートがなかったのでここに載せさせて頂きました。
満足度★★★★★
ネホリーハホリー☆
(^^)/ 11月18日(金)の昼、町屋で
[劇団東京イボンヌ]の、
【酔いどれシューベルト】を観てきました☆
面白かったです。
最高の演奏、最高の歌声、最高のコメディ、
そしてラストの感動☆
これぞ、東京イボンヌの世界♪
たっぷりと堪能いたしました!
ブログに観劇日記を書きました☆
満足度★★★★
楽しい試み
クラシックやオペラで目の肥えた方には物足りないのかもしれないが、
生演奏や声楽家の歌声などに
触れる機会が少ないものには心震える素敵な舞台。
物語も判りやすくまとめられ、序盤の観客を引き込む笑いや仕掛け、
そして徐々に高揚感を高め、物語の核心に引き込む後半の流れ。
良くまとまった万人受けする感じ。
主役のいしだ壱成さんはじめ、
要所を力のある役者さんやアーテイストを据える事で、
全体がスケールアップしまとまり感が出来ていた。
演劇公演が日常に近づく一つのあり方として楽しめる一本でした。
ちょっと残念なことはネタバレで。
満足度★★★★★
クラシックと演劇の化学反応
11/18日千秋楽。12時、15時公演WキャストA、Bを観劇。
東京イボンヌさんの舞台は去年6月に
スクエア荏原で上演された『俺の兄貴はブラームス』以来。
今回は、シューベルトという事もあり、
昔、音楽の授業で何度か聴いたことのある楽曲も多く楽しみにしていました。
個人的にセレナーデに秘めたシューベルトの思いを表した舞台という内容に惹かれました。詳しくはネタバレBOXにて。
満足度★★★★★
良い!
初演はDVDで観劇。本公演の観劇前にもう一度観て予習。カウンターの位置や天使の数,変更点はいくつか気づいたが,それ以上に印象が違った。そりゃあ,実際の観劇とDVDじゃ違うでしょう,って言われればそうなんだけど,やっぱキャストが大きく変わったのが大きいんだろうな。もちろん,初演も良いんだけど,本公演は効いたなぁ。印象に残りました。声楽家の方々も素晴らしい。聴き応えもありました。単身赴任先から休暇を取って戻ってきての観劇。休暇を取った価値は十分ありました。東京イボンヌ,次回作でもいしだ壱成をキャストで起用するとのこと。その公演も楽しみです。
満足度★★★
初日、Aキャストを観劇
初日に観劇。
私の観た日は、高田正人さん(テノール)が、魔王の役。声がいいし、歌もとても上手だった。
きれいな話なのと、天使と悪魔の存在が面白い。
悪魔役の人、面白かった。
生演奏もあるし、声楽家が歌うのは、いい部分でもあり・・・な感じかな。
あと、女優さんは皆さん、劇団員なのかな?上手な方が多かった。
2名の降板があったようだけど、何の役が変更になったのか気になる。
満足度★★★★★
観応えがあった!
「歌曲王」と言われ、生涯600曲ほど作曲したが、その曲が世に認められるまでの下積み生活が描かれる。劇団東京イボンヌはクラシック、演劇という独立したジャンルとは違い、その融合させるような公演スタイルである。その独特な公演はそれぞれのジャンルにおいて敷居が高いと思っている人々(観客)に楽しんでもらう、そんな試みを行っている。そこに描かれる世界...その描き方は、音楽曲だけでも、演劇の物語だけでもなく、主人公(本公演ではシューベルト)となる人物を通して見た人生、時代の背景・状況などを多重的に観せるところが魅力である。
(上演時間2時間)
満足度★★★★
終盤の緊張感が舞台全体を引き締めた
演劇とクラシックの融合をめざし、その接着剤としてコメディ的な要素を加えて公演を続けている東京イボンヌの『酔いどれシューベルト』の再演を観に出かけた。今回はダブルキャスト制を採用しており、自分が観に行ったのはAキャストの千穐楽。主演は、いしだ壱成。
プログラムに出演者の名前のみ記されていて、配役の詳細が分からないのはちょっと残念。
粗筋は、酒好きのシューベルトを巡って行きつけの居酒屋で起こる人間ドラマ。シューベルトは、好きだった女性が成金男(後に貴族に昇進)に嫁ぐのに耐えきれず、悪魔に魂を売って、売れる曲を量産すると共に、好きだった女性を恨み娼婦と遊ぶ生活に溺れる。しかし、その悪魔というのは実在せず自分の心の闇に過ぎず、好きだった女性は成金男と結婚しても心の中ではシューベルトを愛していることを知る。そして、悪魔が作ったと思っていた大量の曲も、実はシューベルト自身の才能によって生み出されていたことに気づく。しかし、時既に遅く、梅毒に冒されたシューベルトは愛する女性に看取られて息を引き取る。
いしだの熱演と愛する女性のけなげで静かな秀逸な演技の合間に、ハプスブルグ家の親子や家来、悪魔、天使といった脇役達が適度な笑いを提供し、節目には楽器や声楽家による音楽が舞台を満たす、一種の総合舞台。ただし、終盤、特にラストシーン周辺では初期の東京イボンヌに観られた演劇による観客の心への訴えかけという動きが強く見られ、それが観客の心を掴んでいたと思う。
また、楽器演奏者にも台詞や演技を求めたり、声楽家にも彼らにとっては初体験であろう類いの演技をさせた点は見ものであった。
舞台後方に楽器奏者を配置し、舞台前方に大道具で居酒屋を作り上げ、奏者や声楽家を随時登退場させたシステムは、一連の東京イボンヌ公演では一番成功していたように思われた。
役者陣では、いしだは別格として、悪魔役の役者の演技が光っていた。
課題としては、スタートから中盤あたりにポツポツ感じさせるコメディタッチの演技の不十分さと間取りの悪さ。これが解消されると、全体的に舞台の密度も高まのではないだろうか。
満足度★★★★★
クリスマスに見たい!
と思える程豪華な内容の舞台!
オペラ歌手が痺れるような歌声を響かせ、うっとりする生演奏が流れ、演劇を堪能する・・・・なんと贅沢な!普段クラッシックには縁がない私でも存分に楽しめました。特にゲストのテノール歌手の高田さんは演技もうまくて面白かった。
次の公演を楽しみにしていますが、開演後の入場は集中できないのでやめてほしいです。(切実)
満足度★★★★★
愛すべき「歌曲の王」
ベートーベンとほぼ同時代を生きた偉大なる作曲家シューベルト。
“ヒット曲”を産み出すことの苦悩とクラウディアとの愛を描いた秀作です。
満足度★★★★
涙!
シューベルトの悲惨な姿と彼女の愛に感動して、涙してしまいました。
こういう葛藤があって、歌曲の王はたくさんの曲を産み出したんだなぁ、と。
私は特に音楽に詳しい訳ではないのですが、聴いた事のある曲がたくさん出て来たのも楽しめましたし、シューベルトに興味を持ちました。
それで、どこまでが実話なんだろう…とググったりしました。
こんな風に音楽に興味を持てるのも、イボンヌさんの演劇の素晴らしい所だと思いました!
満足度★★★★★
AとB
カーテンコールで高田正人が言っていたように世界的にも稀有な劇団、というのは、正鵠を射ている。昨今のオペラ界でも活躍華々しい、脂の乗りきった高田正人の言葉だけに重みがある。
Aを見たとき「全く面白くない」と思ったが、Bを見たときに「この劇団がやりたいのはこれだろう」と確信。
それにしてもAとBでこんなに差がつくことがあるのだろうか。正直、驚いた。
Aの違和感はコメディセンスの無い俳優にコメディをやらせているところだ。
Bの優れている点は、適材適所である。
芳賀順子が素晴らしい。
また、Bの中西勝之の歌には驚いた。日本にこんな優秀なバリトンがいるとは。Aの高田は普段テノールが歌わない魔王を見事に歌い上げたが、やはりこの曲はバリトンだろう。高田の持ち味は冬の旅に出ていた。これも素晴らしい。中西の冬の旅も心を打たれた。
しかし、女性の声楽家のレベルの低さに少々驚いた。
あれが劇団員ならこの劇団は団員として声楽家を抱える必要がないと思う。
物語は初演を超えたと思う。(Bのみ)
天使が二人というのは名案だと思った。
初演の天使は一人だったこともあり長すぎると思ったが、今回は二人がかりでキレのあるテンポにしたことで飽きさせなかった。
悪魔の植本潤は花組芝居の看板だけあって、一味違う。
役へのアプローチが読めない俳優だと思う。演技プランも存在感も素晴らしい。
いしだ壱成は東京イボンヌ2度目。前回の「俺の兄貴はブラームス」の時は、いしだ開眼と思ったが今回も良かった。劇団と相性が良いのだろう。ただ、映像のいしだと、舞台のいしだを観ていつも思うのが、映像のほうが上手だといこと。舞台になると繊細な演技が出来ないのか。もしくは演出家がコントロールできていない気がする。しかし、ラストにつれ、彼の持ち味が十二分に出ていた。序盤をしっかりと押さえればもっと良くなるはずだ。
それにしても芳賀淳子という女優を知れてよかった。
笑いを知っている女優だ。
東京イボンヌの弱点は笑いの得意な俳優と縁がないことだと思っていたが、こんな女優がいるなら、是非、使い続けて欲しい。
いずれ東京イボンヌの中核女優になるだろう。
しかし、高田が言うように稀有な劇団である。
このスタイルは、ありそうで実は他に類を見ない。
今回の演出家はクラシック音楽をそこまで愛していないのではないだろうか?ふとそんな気がした。
音楽をゆっくり聴きにいった客の一人としては、芝居部分を短くして、音楽を1曲につき5分は欲しい。
今後、この劇団は、芸術監督の福島だけが演出をするのがベストではないか。もしくは、オペラの演出家にやらせてみるのも良いかもしれない。
とにかく音に興味のある演出家と、笑いに興味のある演出家では、出来上がるものに天地の差がある。
Bキャストは、思い切り笑わせて頂いた分、特に勿体ない気がする。音楽をもっとふんだんに使えるはずだ。
シューベルトの即興曲のピアノ、せめて5分は聞かせないと勿体ない。
グレート交響曲もだ。今後の参考にしてほしい。
しかし、何はともあれ、この劇団に興味が尽きない。
次回はいしだ主演のまま大阪公演?あのカーテンコールが本当なら楽しみだ。
大阪公演も行くことになりそうだ。
出来ればBキャストで行って欲しい。
満足度★★★★
悪魔の名曲
曲作りに悩むシューベルトが悪魔と取引して、寿命と引き換えに
美しい曲を作ってもらう、という設定が良い。
芝居と歌のバランスもよく、エンタメとして大変楽しめた。
前半のぎこちなさ、特にコメディタッチの部分がやや無理くりな感じでもったいない。
悪魔が登場してからは、その台詞とキャラの魅力でグッと舞台が締まって面白くなった。
満足度★★★★
楽しく観させていただきましたが
オペレッタでもミュージカルでもない「喜✩歌・劇」を芝居とステージ演奏で楽しませてくれました。こういうスタイルのものがあっても良いのかなと思います。ほかの劇団で「オペラ」を題材にした作品を観たのですが、やはり「声楽と生演奏」も加わり新しい感覚で舞台を楽しむ経験をしました。ただ、「声楽」に縁し「オペラ・オペレッタ」「ミュージカル」で多くの舞台を経験してきた者としては、ある種の違和感など複雑な思いもあります。「音を最小限にする芝居」「音と動きを大きく使う芝居」を両極として様々な舞台があることは承知しています。毎年多くの作品を観る機会を持つ一人として書きたいこともあるのですが、ここでは語らないことにします。また、一日3回の公演もあり、連続されるキャストさんらは大変だったと思います。大変にお疲れさまでした。それから、作品の感想以外では、遅れて来た客への対応が気になりました。「演奏会」では遅れてきた客は休憩時間まで入れません。今回は休憩がないのでそれは出来ませんから、本来使用すべき「指定」の席ではなく(遅れてきたのだから)「一定の場所」を決めておいて、(納得を得て)そこに静かに誘導すべきです。遅れず席につき舞台を注視している私たちに配慮がありません。もちろん、遅れてくる客に問題があるのですが。そのほか、場内対応のスタッフに少し気になる言葉遣いがありました。何気ない咄嗟の反応から出たことと思いますが、私には不快感が残りました。貴団の更なる成長・発展を願い記します。