やっと観た!!
ずっと、観たいと思っていた箱庭円舞曲。
ホンが痛く、とても、観ながら考えると怖くなった。
ただ、特別な世界ではなく、ごく、自分の身近な世界の風景。
そこには、「個」としての成り立ちと「団体」今回は「会社」という身近で没入し易い世界での話。
日本人であると言う事を私は観ながら強く感じた。日本人であるが故のきっと、こんな事柄がきっと、近い未来、絵空事ではなくなってしまうかもしれないと感じ、怖くなった。誰に投影するか
によっても、感じ方が変わるとは思う。
心に痛く、刺さったホンだった。ラストの電話のシーンに、涙してしまった。
救われたの?と思ったが、ただ、それは本当のラストになってしまったのだろう。
涙が出た。
今回の俳優の方々の力量にも、本当に善き、芝居を観させて頂いたと思う。
岡田一博さんや、鈴木ハルニさん、その他にも皆さん、本当に力ある方々で
素敵だった。
久しぶりに観劇後に高揚感を感じている。今一度思い返すと、色んな伏線というか、揶揄が含まれてるトリッキーな構成ではないかと。この台詞の裏は実はこう、この設定はこうそれぞれの配役をもう一度、なぞりたいような芝居だった。
善きホン
善き俳優
善き公演をありがとうございました。