満足度★★★★★
キーはペイゲロという名のワイン
南洋に浮かぶ孤島ナンマドールでの出来事。
まず、照明が素晴らしいです。灯かりというのは使い方によっては幻想的でかつ、埃っぽさも出せるんですね。
今回の照明は赤を基調とした、ぼんやりと漂う照明の下、南の孤島の熱気、錆びた赤茶けた鉄の臭い、灼熱の太陽の温度までもが感じられると言う照明の凄さもさることながら、素晴らしかったのはキャスト全員が優秀な実力派だったことでした。
この芝居、観たのが日曜日だったこともあってUPが遅くなってしまいましたが、この作品は他の劇団の方たちに観て貰いたい作品です。
本も、良く練りこまれ、人生の縮図を観ているようでした。
第7回公演という事でしたが、若い劇団には稀にこんな秀作に出会う事もあります。
長くなりそうなので、以下はネタばれBOXにて。。
2008/12/10 01:43
2008/12/10 01:08
「ゆりかごで眠れ」でしたか?
確かに素晴らしい劇団でした。ただ、気になったのは芝居をしてるのに集中してない役者がいました。観客が気になるのか、誰かを探してるのか、視線が観客を舐めるように見てた役者がいたのよね~。
カウンターでの会話に観客の目が集中してると思って気を抜いたのよ。しかし、観客はカウンターだけを見てない。舞台全体を観るでしょ?
特に舞台が二手に分かれてたら、カウンターでの会話をしてる最中、他の出演者はどんな表情してるんだろ?ってむしろソッチを観る。
彼のおかげで一生懸命に演じてる舞台全体の評価が下がったのよ。
そんでもって、日曜の夜に数人で飲みに行ったらしく月曜の公演では声枯れしてたとか・・。
役者として自覚がないです。
たまに自覚のない役者が居るとまじめにやってる他の役者が迷惑しますね。
自覚のない役者ほどワタクシ達観客は案外、シビアなんだという計算も出来ない。
いいえ。次回は見合わせた方がいい。
ワタクシはたまたま日曜に見て役者の視線だけは気になったけれど、若い劇団ということでおおめにみました。
しかし、役者にとって大切な声を潰すほど騒いだり飲んだりして次の日の公演に支障をきたすなら、それは失格です。