遊侠 沓掛時次郎 公演情報 シス・カンパニー「遊侠 沓掛時次郎」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    浅野さんの休演が残念
    子供の頃から、長谷川伸の大フアンの私。

    どんな切り口の芝居になるのか、興味津々でした。

    でも、何となく肩透かし。

    これだけのキャストが揃っているのに、味付け間違えな気がしなくもありません。

    それに、この舞台の中で語られたり、演じられたりしている、長谷川伸の作品ストーリーを知らないと、わかりえない部分もたくさんあったように思います。

    この日は、浅野さんが体調不良で、休演となり、演出の寺さんが代役を務められましたが、やはり、ここは、段田さんと、浅野さんの一騎打ちが観たかったと、ひたすら残念でした。

    ネタバレBOX

    度一座の演目として、劇中劇で上演されるのが、「沓掛時次郎」と、「暗闇の丑松」。

    でも、台詞としては、「瞼の母」も引用されます。

    後半の場面は、「暗闇の丑松」と同じようなシーン設定ですが、この舞台を観たことのない方には、???ではなかったでしょうか?

    幾ら、劇中でストーリーだけを簡単に説明されても、芝居を一度も観たことのない人には、それが、丑松場面のパロディであることはわからないと思いました。

    長谷川伸のエキスを散りばめた芝居にしたかったのでしょうが、何となく、計画倒れに終わった印象でした。

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    2016/09/07 11:32

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