花からの手紙 公演情報 Xカンパニー「花からの手紙」の観てきた!クチコミとコメント

  • 最終回
    火曜から楽しかったです。
    皆様ありがとうございました(^^)


    ◆ストーリーは書かないけど、日常生活で客席側の人間にも起きる可能性があるストーリー。コメディじゃなくてトラジェディ...って言うより現代深刻劇とでもいうものでした。

    ◆主演は『伊藤えみ』
    彼女の演技については諸氏がツイッター等で絶賛していますが、以下、私的な感想です。

    『伊藤えみ』独特の演技スタイルは、台本というの異次元の世界に存在している人物の人格を、自分の内に呼び込んで、その人物に成りきって演じる演劇発祥原点のシャーマン式変身演技です。今回の『花からの手紙』では、それが良く出ていたと思います。

    ◆話が飛びますが、昔のイタリアオペラではヒロインを演じる歌手には、お約束の『狂乱の場』が用意されていて、正気を無くしたヒロインがリアリズムから解放された自由な立場で、舞台上に独りテクニックの限りを尽くして演じる(歌う)ものです。今回の『花からの手紙』では図らずも同じように半狂乱の早苗を『伊藤えみ』が演技力の限りを尽くして演じました。
    とはいえ、演技にしろ歌唱にしろ演者の自己満足では意味が無いのは勿論で、客席の心を揺さぶってこその演技価値です。その意味でも今回の彼女の演技は素晴らしく、客席の公演参加者にも舞台上の人物への感情移入を実現してくれました。

    ◆更に、『野村龍一』さんや『鎌田亜由@iroha_aizawa ご連絡頂いた同日に予約担当の方からも予約完了のメール頂きましたが、予約担当の方から頂いたものと美』さんも十分以上の演技で楽しませてくれました。演じている時の野村さんは(前説の時とは別人の)イヤなオヤジそのものだったし、『伊藤えみ』早苗と真っ向勝負だった『鎌田亜由美』野村も見事でした!

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    2016/07/04 06:18

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