満足度★★★
演じる人も観る人もみんな18歳だった凝ったセットがなくてほぼ学校にある椅子のみ。ごちゃついたセットよりも感情移入しやすい空間。10代後半の頃の自我と自制心。倫理観との間で悩む刺激的な時代だったなあと、何となく自分のその時代を投影してしまいながら観た。中盤で震災について語るシーン。かなりアンタッチャブルに踏み込んだセリフを、演者さんがどう頭で咀嚼して本番に臨んだのか?、興味があった。更に中盤シーンでの選曲!。マーラー交響曲第5番のアダージェットが鳴り響く中でのシーン展開に胸が苦しくなった。力のあるシーンだった!
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2016/06/03 18:35
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