満足度★★★★★
無題1832(16-122)
19:30の回(曇)
18:45会場着、18:50受付(整理券あり)、19:00開場、7作目。
ハの字の階段状の舞台、市松模様、幾何学的なデザイン、左右は微妙に異なり、何箇所かには風車。
19:30前説(アナウンス、100分)、19:35開演~21:20終演。
お話しの骨子は説明のとおり。これがラストに向けてどう展開するのか。中盤までとてもよく笑っていらっしゃるお隣の一団の方々...観ていて「ここってそんなに笑うところかな...?」と感じつつお芝居に集中(でも足を揺するのは勘弁してほしい)。
いかにも弱りきった面々と沈着冷静な精神科医。失敗談には事欠かず、いまでは「クスリ」にたよざらるを得ない身。クスリの名前が「レミングス」というのは考えさせられる。
個人的には「街(町)」というカタチに思い入れがないので、終盤の盛りがりがやや強引ではないかと感じながら、一方では「そうだ、そこで行かないでどうするんだ」とも感じているのでした。
言っていることは至極全うで、個性はそういうものだろうし、自分だけではなく、周囲に想いをはせることができるようになったことがとてもよかったと思うのでした。