改訂の巻「秘密の花園」 公演情報 劇団唐組「改訂の巻「秘密の花園」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    花園神社公演
    ◆唐十郎作品は、日本的な情感を土台として成り立っているものの物語自体は現実的なものではなく、この作品も同様です。日常生活のなかに普通に存在する色んな物品が物語のキーになっているのも共通です。でも唐さんは、なんでこういうことを思いつくんでしょうね・・??? 登場人物・物品は、戦後昭和の街の怪しいひと達、霊界、水、火事、指輪、ローソクの灯ったケーキ・・
    ◆今回は辻さん、藤井さんを中心に物語が廻っていて、辻さんが怪演、藤井さんが二役(・・っていうのかどうか??)を熱演するという見ごたえタップリの舞台でした。舞台装置も怪しく不可思議な物語うまく展開できるものになっていました。藤井さんの美しさも今回効果的でした。ちょっと驚いたシーンもあったけど・・・
    ◆それにしても夏の初めの夜って、テント芝居に良く似合いますよね。外から聞こえてくる車の音なんかもテント独特の雰囲気でございます。美仁音さんにも3年連続、初夏の花園神社でお目にかかってますが随分オトナっぽくなりましたね~これからの御活躍期待してます!

    0

    2016/05/14 13:30

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大