イントレランスの祭 公演情報 サードステージ「イントレランスの祭」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    イントレランスの祭
    宇宙人がなぜ地球に来たのかは分かりませんでしたが(私が聞き漏らしたのかも)なぜ日本に来たか、なぜ地球人と同じ姿をしているかの説明が冒頭に無理なく組み込まれ、すんなりとお話に入って行けました。これは自分とは違う存在、人種に対する差別のお話と思っていたのでしたが、さらに考えさせられる問題を内包し、セリフが聞こえづらいところがあったりしたのに★5にしてさらに次の東京公演のチケットを予約するくらい気に入ってしまいました。

    ネタバレBOX

    ほたるAが宇宙人とは知らずにつきあっていた健吾は、ある日意を決してプロポーズしますがほたるAは自分は宇宙人だと打ち明け別れようとします。しかし宇宙人だろうとかまわないほたるが好きだ!!と言う健吾とかつてないくらいの情熱的な夜を過ごした次の朝、なんと彼女はほたるBになってしまっていたのでした!!普通宇宙人は地球人の姿には1度しか変身できないのですが、彼女は変身能力が高かったらしく、2度変身していたのです。そしてほたるAでいるためには緊張を強いられていたのが、健吾のプロポーズと愛の行為ですっかりリラックスしたらほたるBになってしまった。これのどこが問題かと言うと、ほたるAはとてもスマートでかわいいのにほたるBは宇宙人的には「ちょっと顔が大きくなってふっくらしただけ」ですが地球人的にはまるで別人。健吾は「ブスほたる」とまで言う始末。さて、健吾が好きになったほたるAと、その前の姿ほたるBは別人なのでしょうか?健吾は外見だけを好きになったのでしょうか?そうではなさそうなのだけど、やっぱり外見も大事よね。これが順番が逆で、最初にほたるBに会って自分を理解してくれる彼女を好きになったのだとしたら、なにかのはずみでほたるAになっても全然平気。むしろOKなくらいだろうな。これだってある意味差別なんじゃないの?と笑いながらも思ったのでしたが・・・

    0

    2016/04/16 17:46

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大