満足度★★★★
何も起こらないけど少しずつ何かを抱えた人たちが、さびれた商店街のパッとしない肉屋の奥の居間とキッチンで様々に絡み合う。物語は細かく展開しているのだけれど、実は何も確かな出来事は起こらず、ある種淡々と芝居が進む。この感触が赤堀の最近の芝居の特徴なのだなぁと改めて思った。役者陣は皆達者で、あまり舞台に出ない麻生久美子や大森南朋も確実に存在感を示しているあたり、キャスティングも旨いと思った。
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2016/04/01 18:42
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