満足度★★★★★
やられた!この日のほか、2/20,2/26,3/11と計4回観た。とにかくやられた。前半は遊眠社時代以上に言葉遊びをふんだんに使い、加えて特殊素材を使った舞台を非常に美しく使って、エンターテインメントなのかと思わせる。ところが、ある瞬間から、そのテイストが一変し、近年の野田らしいテーマ性が極めて分かりやすく提示される。題材は分からない人もいるのではないかと思われるのだが、それでも充分に考える材料は理解されるだろうと思う。松たか子が実に素晴らしいのだが、11年ぶりに出演という阿部サダヲが実に重要で見事だ。
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2016/04/01 18:28
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