愛、あるいは哀、それは相。 公演情報 TOKYOハンバーグ「愛、あるいは哀、それは相。」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    考える事をやめない
    薄れゆく記憶とともに、怒りや悲しみも時と共に昇華する。
    人間の性として、
    いやな思いや悲しみは記憶から徐々に消える様になっているのだが、
    忘れてはいけない、考える事をやめてはいけない、
    人智を超える事が起こった3.11。
    作り手、演じ手、様々な思いや考えがあるはずだが、
    あえて観る者に考えさせる様な投げかけ。
    答えを行ってくれた方が気楽に楽しめるが、
    そこはあえて観る者が試行を始める
    トリガーポイントとして存在しているようだった。
    身体の芯まで揺さぶるオープニングの地鳴り、
    思いやりが詰まった木遣り、五感を揺さぶるステージは
    何気ない喫茶店の日常を切り取ったホームドラマを、生と死、
    人間の在り方を考えさせる深い人間ドラマとなる。
    骨太な物語に明日を考える。

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    2016/03/31 20:15

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