満足度★★★★★
日常的な会話出演者が日本映画に出てくる役者ばかりなのに見事に赤堀世界に嵌って驚き。些細な暮らしに淡々と緩やかに続く会話、思いのすれ違い、誰でも迎える老い。他者から見れば非日常な暮らしぶりと会話にも思えるのに、そんな会話や生活が出来ることが、いかに苦しいながらも愉しいことなのか。人々の優しさが見える舞台でした。映画ドラマなどでの印象的な造形の役柄も多いので、哲司さんや南朋さんが裏切りそうで窺って見てしまうが、そうでもなかった。劇中、喫煙シーンも多い為、タバコが苦手な人は自己防衛したほうがよろしいかと。立ち見客もチラホラ。約2時間。
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2016/02/13 06:19
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