満足度★★★★
さらなる充実を【決勝戦】
神奈川かもめ短編演劇祭...その第1回目(決勝戦)がKAAT神奈川芸術劇場・大スタジオをほぼ満席にして開催された。ブロック毎に予選会を行い、当日は海外団体(韓国)を含め4団体で競われた。大会ルールは審査員の持ち点(得票数)と観客の投票数の合計票を多く獲得した団体・劇団が優勝となる。審査員と観客の得票数は異なっており、そこは審査員=専門家としての視点が加味されている。もっとも穿った(意地悪)見方をすれば組織票(無いと思うが)への牽制があるかも...。
さて、「かもめ」を冠にした短編演劇祭...神奈川県の県鳥である「かもめ」は、遠く韓国の劇団を招聘するような広がりを見せた。もちろん、日本国内においても各ブロックで勝ち上がってきていることは言うまでもない。
一定のルール下で国籍に関係なく審査員・観客が面白いなど、その感性に訴えた公演が優勝したと思っている。その結果は...。