書を捨てよ町へ出よう 公演情報 東京芸術劇場「書を捨てよ町へ出よう」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    書を捨てよ町へ出よう
    タイトルだけは目にしたことがありなんとなく文庫本を古本屋で見つけ買っていた。

    慌てて劇場へ向かう新幹線の中で読んでみた。
    エッセイのようなのでこれがどんな風な演劇になるのか
    見当もつかず。

    マームとジプシーの作品も未見で全くわからない。


    寺山のこともよく知らない私が観て
    全然わかってないと思うけど
    観に来て良かったなと思えました。

    ネタバレBOX

    ミナの衣装がとにかく素敵で。
    これが作品に合うのかと言えばどうなのか。
    でも目は楽しかったしワクワクしてた。

    目の解剖から始まり
    ガチャガチャとパイプを組み立てる中のセリフは聴こえないところも多々あったけど
    そこはさほど大事じゃないんだろうなぁと思い
    視覚だけで追っていた。

    虚構なのか現実なのか
    大人なのか子どもなのか
    曖昧なその感じは
    村上虹郎19歳になろうとしている青年の危ういものがよく合っていたと思う。


    最後の女優二人のセリフを聞いて涙があふれたのはなんでなんだろ。

    青柳いづみ・・・恐るべし
    今後も観たい役者さん。

    音楽もかっこよかったし
    又吉さんより穂村さんの映像が面白くて好きでした。

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    2016/01/06 16:31

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